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肥満を気にする女性

肥満度が高いと本格的に病院で治療することもできる

太っているだけでは、病院へ行って治療を受けようとは誰も考えないでしょう。
ですが、太っていることで発症する、様々な病気が現れた場合、肥満の改善をする必要が出てきます。
肥満度は病院での治療が必要となった方の、目安となる数値です。

肥満の解消を心がけていても、食事によるダイエットや運動を途中で止めてしまったり、標準体重に中々近づかない、またはリバンウンドを繰り返していて嫌になってしまった方などは肥満外来を受診してみましょう。
肥満外来というのは、病院内の診療科で肥満の治療を専門に行っている外来です。
診療には精密検査やカウンセリングを行い、太ってしまった原因を突き止めて個々それぞれに合った治療を行います。

治療対象となるのは、病院によっても多少の違いがあります。
一般的に肥満外来が対象としているのは、検査で肥満を指摘された方やメタボリックシンドローム、もしくはその予備軍と指摘された方、生活習慣病の治療を行っているが思うように体重が落ちない、肥満を原因とする睡眠時無呼吸症候群の症状がある方、それに肥満でひざや腰に痛みが出ている方なのです。

自分が肥満かどうか判断するには、BMIを算出してみることです。
BMIは「体重kg÷(身長m×身長m)」で答えを導き出します。
このBMIが25以上30未満を肥満度1とし、30以上35未満を肥満度2、35以上40未満を肥満度3、40以上を肥満度4と定めています。

肥満外来のなかには、BMIが35以上でないと対象としていない病院もあります。
自分が治療を行ってもらえるかどうかは、事前に確認しなくていはなりません。
肥満外来での治療も、病院によって違いがあります。
食生活や生活習慣の改善を目指して行う食事療法や運動療法、そして行動修正療法が治療の中心となります。
肥満度が高く命に関わる場合には、食欲抑制剤や脂肪吸収抑制剤などのほかに、脂肪を吸引したり、胃のバイパス手術が行われることもあります。

肥満外来は保険適用されるか

肥満外来を受診する場合、保険は適用されるのでしょうか。
肥満外来で行われるのは、肥満の原因を探る為の精密検査や合併症の有無など、詳しい検査が行われます。
病院によっては遺伝子検査を行い、その結果をもとに、最も効果的なダイエット方法を指導されます。
治療には医師のほかに、管理栄養士や臨床心理士などがチームとなって当たります。

肥満外来での保険適用には一定の基準があり、すべての患者が適用されるとは限りません。
保険が適用される内容は、検査と指導、それに処方までとなっています。
ですが、高度の肥満と診断され糖尿病や高脂血症などを患っていて、従来の方法では痩せられずにいる場合は保険が適用されるスリーブ状胃切除術が受けられます。
この手術は、食事療法や運動療法では改善しない患者に行われる方法で、腹腔鏡を使いスリーブ状に胃の大半を切除し、残ったバナナほどの容量は100ccほどとなります。

保険が適用にならない場合、検査から治療を終えるまでに2万円から6万円ほどの費用が必要となります。
肥満外来での費用にはダイエットプログラムを組んでもらい指導費・検査費に、食欲抑制剤などの処方費用、そして脂肪吸引やメソセラピー(脂肪溶解注射)などの手術代があります。
脂肪吸引の一部では20万円、メソセラピーは25000円ほどが必要なようです。
メソセラピーは減らしたい脂肪の範囲が小さく、長期治療が可能な方に利用されます。

さて、保険が適用されるのは、BMIが35を越える高度な肥満の方とされます。
さらに、肥満に付随して高血圧や糖尿病・高脂血症を併発していたり、睡眠時無呼吸症候群の症状、ひざの痛みや腰痛のある方は保険が適用される可能性が高いとされています。

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